熊本県阿蘇市における航空事故に関するご報告

2026年1月29日

関係者各位 

岡山県岡山市南区浦安南町672-1 
匠航空株式会社 
代表取締役 森岡 匠 

令和8年1月29日 航空局による臨時立入監査の実施報告および安全運航体制の自主的見直しについて

 

2026年1月27日、匠航空株式会社 岡山主基地において、航空局による臨時立入監査(午前10時~午後4時)が実施されました。

本監査の過程において、安全監督官より一般的な安全管理の観点からの助言を受けたことを踏まえ、弊社では運航の安全性を一層高めるため、社内ルールおよび運用体制の見直しを自主的に実施することといたしました。

なお、これらの対応は、現在関係当局により調査が継続している事故の原因を特定または推測するものではなく、将来に向けた予防的かつ自主的な安全対策の強化を目的としたものです。

 今回実施する主な安全対策は以下のとおりです。

① 不時着場「不適地」の選定および明確化
遊覧フライトにおいて、飛行ルート周辺の地形・環境等を踏まえ、不時着場として全く適さないエリアを「不適地」として地図上で明示します。
操縦士は飛行前に必ず当該エリアを確認し、不時の際に取るべき対処方法を事前に共有・確認する運用とします。

② モバイルバッテリーの持ち込み禁止
一般に発火リスクが指摘されているモバイルバッテリーについて、弊社運航便への持ち込みを禁止し、搭乗時にお預かりする運用へ変更します。

③ バッテリー内蔵機器への発火対策の強化
携帯電話やカメラ等、バッテリーを内蔵する電子機器について、万一の出火時に備えた対応を乗員・乗客双方に徹底します。

具体的には、
● 耐火・耐熱バッグ等の機内配備
● 使用方法および初動対応手順の明確化・周知
を実施します。

なお、機器の大きさ等によりこれらの対応が困難な場合には、安全性を個別に検討のうえ会社へ報告し、都度協議の上、搭載可否を決定する運用とします。

④ 飛行ルートと不時着「適地・不適地」の再確認
飛行ルートと不時着の「適地」「不適地」を改めて確認し、想定される飛行速度・高度において安全上の不安要素がないかを再点検し、操縦士・運航管理者間での認識統一を図ります。


【今後の運航再開に関する考え方について】

上記の安全対策を実効性あるものとするため、装備品の準備、飛行ルートおよび不時着適地・
不適地の確認、ならびに運航計画の整備が完了した後、

● 飛行中に万一機内で発火事象が発生した場合の対応確認
● 不時着「不適地」の見え方や判断の確認

を目的として、安全確認に必要な範囲に限定した最小限の飛行を再開する可能性があります。


弊社は今後も、関係当局の調査に全面的に協力するとともに、現場の知見および行政からの助言を真摯に受け止めながら、安全運航体制の継続的な改善に取り組んでいき、乗客および関係者の皆様の安全確保を最優先に、信頼される運航を目指してまいります。

本件に関するお問い合わせ:contact@aviation.co.jp

なお、個別のお問い合わせにつきましては、公式発表をもって回答と代えさせていただく場合がございます。何卒ご理解賜りますようお願い申し上げます 。

事態の重大さを真摯に受け止め、引き続き情報の収集と対応に全力を尽くしてまいります。新たな事実が確認され次第、速やかにご報告いたします 。

以上