より安全性が高く、
便利で使いやすく、
維持に負担の少ない
機体を使用しています
匠航空が使用する航空機のラインナップは、安全性と効率性を重視したものとなっています。主力としては、アメリカのロビンソン・ヘリコプター社製の小型ヘリコプターや、フランスのエアバス・ヘリコプターズ社製の多目的ヘリコプター、そしてアメリカのセスナ・エアクラフト・カンパニー製の小型飛行機などが挙げられます。これらの機体は、訓練、観光遊覧、空撮、遭難者捜索、エアタクシーなどの幅広い業務に使用されており、それぞれの特性を活かして最適な運用が行われています。
ロビンソン・ヘリコプター社
Robinson Helicopter Company(米国)
小型ヘリコプターの分野では世界で最も数多く使用され、個人の足として、また遊覧などの気軽な利用に最適のコスト性能の高いヘリコプター。最も多く飛行している=安全性の検証が最も進んでいる。とも言え、匠航空では最も重宝して使用している機体です。
世界最小のヘリコプター2人乗りR22から全国遊覧を実施している4人乗りR44、タービン機である5人乗りR66など、エアタクシー、撮影、観光遊覧、訓練等、業務の中心を担う機種です。
Robinson R22
運用機数5機
国内では主に航空写真撮影や訓練に使用される世界でもっとも安価に飛行できるヘリコプターであり、国内では特に訓練の分野で需要が高く、2021年現在でもこの機体に代わるヘリコプターは国内に存在しない。
すでに製造は終了してしまったが、部品供給は当面続けられる状況であり、依然需要は極めて高いことから、R22はオーバーホールを続けながら当面使用され続けると思われる。
匠航空においては、自社訓練や空撮、自社操縦士の基地間移動などに使用している。
Robinson R44
運用機数15機
R44にはノーマルタイプのRavenと水上でも離着水できるClipperの二種類があります。また、Ravenにもエマージェンシーフロートと言う装備を装着することによって緊急時、水上でも安全に着水することが出来ます。
Robinson R66
R22及びR44に続くヘリコプターとして、ターボシャフトエンジンを搭載した機体です。
キャビンは5人乗りへ拡大され、貨物スペースも有しています。
匠航空では、訓練飛行やエアタクシーなどに使用しています。
エアバス・ヘリコプターズ社
Airbus Helicopters(仏国)
旅客機製造だけでなく、ヘリコプターの製造分野においてもリーディングカンパニーとして多種多様なヘリコプターを製造する会社です。
AS350B/B2
運用機数4機
350シリーズは汎用単発タービン機としてはベストセラー機で改良が重ねられてきました。現在最新機であるAS350Bはエベレスト山頂に着陸できる唯一の機体として、同クラスのヘリコプターの中では抜群の山岳飛行性能を誇ります。
匠航空ではAS350Bをヘリスキー、スカイダイビング、遭難者捜索など特殊なフライトに使用、AS350Bについては今後山岳の物資輸送などに使用する為試験フライトを続けています。6人乗りであり、人員輸送にも優れた輸送力があり、安定性も高い機体であることから、エアタクシーにも使用されます。
EC120
EC120はフランス製のヘリコプターでエアバス社が製造しています。
この機体はパイロットも含めて5人乗りで荷物室も大きい為、人数分のゴルフバックが搭載可能です。また、振動が少なくて乗り心地がよく目的地までのフライトを楽しんでいただけます。
EC130
AS350の後継機として生まれたのがEC130です。
キャビンの大型化で6人まで搭乗できるようになりました。
フェネストロンの装備により、一層の低騒音化を実現しています。
デュアルチャンネルFADEC、デュアル油圧システムの採用により安全性も更に高まりました。
匠航空では、スカイダイビング、山岳輸送、エアタクシーなどに使用しています。
セスナ・エアクラフト・カンパニー
Cessna Aircraft Company(米国)
1927年創立のアメリカの航空機メーカーです。セスナ C172やシテーションシリーズのビジネスジェットで知られ、幅広いモデルを提供しています。信頼性の高い航空機を製造し、航空業界で重要な役割を果たしています。
C172
運用機数1機
小型の飛行機機=セスナとイメージする人が多いが、実際には航空機メーカーの名称である。
製造機数も多く、安全性の確認が最もなされている小型飛行機の一つで、訓練や空撮、日ごろの足として使い勝手の良い飛行機。匠航空では社員の移動や撮影、訓練に使用している。
C525(Citation CJ1)
運用機数1機
航空機が自動車同様の選択肢となり得たアメリカにおいて、その後追従するメーカーをけん引した世界的ベストセラー機。
匠航空では日本国内においてもアメリカ同様の使用方法が可能かを検証するために2019年に導入。
2021年現在は自社運航、整備が行える体制を整える為に使いながらの検証を続けています。
ビーチクラフト社
Beechcraft(米国)
1932年にアメリカで創立された航空機メーカーです。ボナンザやキングエアシリーズなどの軽飛行機やビジネス航空機で知られています。高い性能と快適さで評価され、2014年にテキストロンに買収されました。航空業界での重要なプレイヤーです。
BE58
ビーチクラフト社の双発レシプロ軽飛行機であり、航空大学校をはじめとする国内の飛行訓練学校でも訓練機として多数採用されている高品質な飛行機です。
最大で6名搭乗(内1名は乗員)することができ、居住性はもちろんのこと、燃費・航続性にも優れています。
アグスタ社
Agusta(伊国)
1907年にイタリアで創立された航空機メーカーです。当初は固定翼航空機を製造していましたが、後にヘリコプターの製造に特化しました。民間、商業、軍事用として使用される高性能ヘリコプターで世界的に知られており、品質と技術革新で評価されています。
AW109
AW109はイタリア製のヘリコプターで日本国内の官公庁の防災やエグゼクティブでのVIP送迎など数多くの場面で使用されている機体です。
この機体の特徴としてヘリコプターの中では最も高速飛行ができ、イタリア製という事もありスタイリッシュで高級感があるヘリコプターです。
Bell Helicopter社
Bell Textron Inc.(米国)
軍用機を製造するイメージの強いヘリコプター製造メーカー。日本でも陸上自衛隊にはベル社のヘリコプターが採用されており、全国の防災用ヘリにも使用されている。
Bell505
米国ベル社の最新型ヘリコプターです。
最新鋭のアビオニクステクノロジーとデュアルチャンネルエンジンにより安全性、効率性、信頼性を実現しています。
5名乗りの広いキャビンと荷物室により、余裕のある輸送が可能です。
匠航空では、イベント飛行、エアタクシー、山岳輸送などに使用しています。